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2019-12-18 17:42:00

2019年12月17日のマレーシアの英字新聞The Starに、「クアラルンプール周辺は、寒冷な気候に変化している」との記事が載っていました。

 

<記事の翻訳>

クアラルンプール周辺の多くの人々が、最近、気候がキャメルン高原(標高1500m前後)やゲンティング高原(標高1900m前後)と同じようになっていると感じている。昨日の朝はツインタワー(マレーシアで一番高い建物で、高さは452m)が霧の中に浮かんでいるのが見えた。霧は午前10時までかかっていた。昨日は一日中雨が降っていた(マレーシアでは、通常雨季でも雨が一日中降り続けることはほとんどない)ので、とても湿度が高かった。昨日は気温が22度(通常は年間を通して24、5度が最低気温)まで下がり、ここ数ヶ月での最低気温を記録した。それは冬の季節風と呼ばれている東北からのモンスーンの影響によるものだ。マレーシアの気象庁によると、このモンスーンはシベリアやモンゴルで発生し、南シナ海を超えて吹いてきたとのことだ。このような気温が低く、湿気の多い状態は、来年の2月の初めまで続くと予想される。モンスーン自体は3月末まで吹き続けるだろう。因みにキャメルン高原では気温が15度を記録した。(通常は最低でも18度)

 

<諸江の一言>

マレー半島の低地は、1年を通して、気温は朝が24、5度、昼間が32、3度で、ほとんど変化はなく、また朝から雨が降ったり、しとしと雨が1日中降り続けることもほとんどありませんでした。最近は地球温暖化現象で暑くなっているのかもと思いきや、マレーシアでは気温も22度まで下がるという寒冷化(?)現象が起っています。気温22度まで下がると多くのマレーシア人は「すごく寒い」と感じます。