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2019-10-04 13:44:00

昨日(2019年10月3日)、マハティール首相はGST(消費税に相当する間接税)の復活もあり得る、ただし復活する場合、2020年度予算からの実施ではなく、それ以降になるだろう、との発言をしました。

 

GST復活を後押しする状況は、

1. GSTの方が現行のSST(サービス税・売上税)よりも政府の税収が増えるためです。マレーシア政府の歳入に大きく貢献している原油の価格が低迷が長期化している中、石油依存の財政からの脱却が求められており、GSTがその財源となり得るからです。

2. GSTの復活で政府の歳入が増えると、政府に関係する会社が70%を占めるクアラルンプール株式市場が活況を呈することになるためです。

3. 相殺できない売上税から相殺できるGSTに変更になると、マレーシアからの輸出の促進に繋がるとの産業界からの要請のためです。

 

小さき規模でも、ビジネスをやっている私としては、GSTの復活を希望します。